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【ニコニコ動画 著作権の意味が理解できないニコ厨へ】の反論

2008/02/02 Sat

2008年02月02日 03:48:27、ニコニコ動画に次の動画が投稿されました。これは、「著作権侵害の非親告罪化は正当である」という趣旨の動画です。UP主のコメントによれば、「反論もできず、見苦しい言い訳をするニコ厨房が頭に浮かぶ」とのこと。

(UP主が著作権侵害の非親告罪化を正当とする理由の要約)

■著作権を侵害しているコンテンツが、P2Pや動画共有サイトで出回ると、事実上の回収不能に陥る。

■被害者であるはずの権利者が、自ら著作権侵害を摘発するのは不条理。

■著作物の宣伝は、権利者側の営業力の範囲で行うものであるから、著作権侵害コンテンツによって宣伝効果が上がるという理屈は通らない。

■親告罪であることを利用し、著作権侵害コンテンツを逆手に取って宣伝する権利者の行為は、筋が通らない。不正利用を見逃しつつ、切りのよいところで削除するのは「汚い」利用である。

さて以下では、この批判すべき点の多い主張に対し、徹底的に反論していきます。

■著作権を侵害しているコンテンツが、P2Pや動画共有サイトで出回ると、事実上の回収不能に陥る。

そうですね。まったくその通りだと思います。そして、そのように回収不能に陥るからこそ損害賠償を請求できるのです。

UP主は、インターネットの流通性に着目して批判しているようです。しかし、海賊版に類する違法コンテンツの流通手段は、何もインターネットだけではありません。

例えば、秋葉原に行くと、外国人が違法コンテンツの収録されたDVDなどを販売していたりします。これは警察に見つかれば取り締まられますが、見つかったからといって、それまで販売されたDVDが回収されるわけではありません。つまり、この場合でも回収不能になります。

著作権侵害というのは、その性質上、一度侵害されてしまえば回収不能に陥るのが通常です。だからこそ、著作権が侵害されたことによる損害賠償を請求できるのであって、そのような著作権侵害の性質はすでに折込済みなのです。

「著作権侵害されると回収不能」などという当然の前提を持ち出し、「だから、規制を強化すべきだ」という議論に持ち込むのは全くのナンセンスです。

■被害者であるはずの権利者が、自ら著作権侵害を摘発するのは不条理。

著作権侵害が非親告罪となることで、ほぼ全ての国民が潜在的犯罪者となることを看過した主張です。

はっきり言って、ほとんどの人間は、日常生活を送る上で何らかの著作権を侵害しています。著作権を侵害してない人間なんて存在しない、と断言することもできます。にも係わらず、権利者の保護だけを重視し、現実の人間と著作物の利用関係を無視した上述の見解には到底賛同できません。

また、著作権侵害の非親告罪化で一番問題となるのは、著作権侵害の幇助という論点です。もちろん、"故意に"著作権侵害を助長しなければ幇助とはいえません。しかし、現在の日本の刑事裁判では、仮に訴えられたとしたら「故意は認定されたも同然」という現状があります。本来、この手の問題は「制度の問題と考えるべき」という見解もありますが、現実にそのような不具合が存在する以上、著作権侵害の非親告罪化は「現実に先行しすぎた改悪である」といえます。

■著作物の宣伝は、権利者側の営業力の範囲で行うものであるから、著作権侵害コンテンツによって宣伝効果が上がるという理屈は通らない。

おおきなお世話です。

UP主は、「第三者が違法コンテンツを宣伝のためと言い張るのは、著作権者の意思を無視している」と批判しています。つまり、ここでは、UP主は著作権者の意思を尊重する立場を取っているわけです。にも係わらず、その舌が乾かないうちに、

■親告罪であることを利用し、著作権侵害コンテンツを逆手に取って宣伝する権利者の行為は、筋が通らない。不正利用を見逃しつつ、切りのよいところで削除するのは「汚い」利用である。

という"著作権者の意思を無視した"発言をしています。

もし、著作物の利用について著作権者の意思を尊重する立場を取るのであれば、上述のような主張はあり得ません。著作権者が自分の意思でそのようなコンテンツの存在を認め、利用するのであれば、結果的には相互利用の関係にあるといえます。そこへ著作権ヲタクの第三者がのこのこと出てきて、手前勝手な主義主張を押し付け、「筋が通らない」というのは、それこそ筋が通っていないのです。

著作物の権利は著作権者に帰属し、著作権者が自由に扱えるからこそ、「著作権侵害は親告罪」なのです。もし著作権侵害が非親告罪化した場合、著作権者から「何が侵害に当るのか」を判断する権利を奪うという背理が生じます。だから、著作権侵害を非親告罪化すべきではないのです。

小学生でもわかりますよね?(UP主)

その言葉を、そっくりそのままお返しします。

【この記事に関連するトラコミュ】

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Comments

ニコニコより

(^ω^ ) 反論感謝感激だお
(^ω^ ) 動画を作ったのは確かに僕だお
(^ω^ ) 一応言い訳しておくと増殖は僕の仕業じゃないお

(^ω^ ) それでは順番に論破するお

■著作権を侵害しているコンテンツが、P2Pや動画共有サイトで出回ると、事実上の回収不能に陥る。
に対して、「損害賠償を請求できる」ためリスクは折込済みという反論へ

回収不能になることが、一番の問題ではなくて、
「権利者が知りえないところで、不正に広がる」ということが問題です。
被害程度を知りえなければ、損害賠償でペイできません。
そういう意味で、現状の親告罪が致命的な問題点というのが私の意見です。
PS2やアップローダーでも、数ヶ月前に何がどれくらいダウンロードされたか
まで、遡ることはほぼ不可能です。その手間を権利者が負担しなければ
いけないなんて、さすがにおかしいと同意が得られると思っています。

ネットが普及した現在、こういった問題は水際で防止するしかないのです。
それが最も、無駄のない効率的な対応策だと考えています。

■著作権侵害が非親告罪となることで、ほぼ全ての国民が潜在的犯罪者となることを看過した主張です。
という反論へ

そんなことはありません。
著作権侵害をしなければ済むだけの話です。もちろん、おっしゃる意図は解ります。
かなりグレーゾーンが広くなるでしょう。
しかし、実際問題、パロディや無意識のインスピレーションレベルのことが、
告発されたからと言って、摘発されることはあり得ないでしょう。
作品を丸ごと不正コピーするといった完全に黒な事象から、摘発されます。
それもすべてが摘発されるということはなく、誰かが見せしめに摘発されることで、
抑止力を働かせるといった筋書きです。

著作権を気にすることで、オリジナル創作を心がける人が増えるという
良い方向性も考えられます。人の言葉を受け売りすることなく、
自分の経験や試行錯誤から生み出したものが、たくさん発信される世の中に
なるかも知れません。

>権利者の保護だけを重視し、現実の人間と著作物の利用関係を無視した上述の見解には到底賛同できません

そもそも消費者にどんな権利があるのでしょうか?
著作権は、権利者の独占権です。消費者が権利を主張すること自体おかしいのです。
納得いかないライセンスなら、消費者は買わなければよい。それだけです。

■私が"著作権者の意思を無視した"発言をしています。
という反論へ

よく読んで欲しいのですが、

1.著作物の宣伝は、権利者側の営業力の範囲で行うものであるから、
著作権侵害コンテンツによって宣伝効果が上がるという理屈は通らない。

こちらはすべてに、当てはまる理論として言っています。対して、

2.親告罪であることを利用し、著作権侵害コンテンツを逆手に取って宣伝する権利者の行為は、筋が通らない。
不正利用を見逃しつつ、切りのよいところで削除するのは「汚い」利用である。

こちらは、"一部"の権利者が行っていると言っています。
これは、1.の理論を前提にすれば、2.は筋が通っていないという意味です。
筋が通っていない意思を無視しているのではなくて、非難しています。

>もし著作権侵害が非親告罪化した場合、著作権者から「何が侵害に当るのか」を判断する権利を奪うという背理が生じます。

言わんとすることは解ります。
これは「不正コピーを推奨する」著作権者がいるかも知れないということですよね。
そういった、著作権者はそういうライセンスにすれば良いだけのことです。

権利侵害条件を、人によって曖昧にしていることで、
ニコニコやWinny他、様々なコンテンツが不正にコピーされ放題の状態にしています。
誰も何も言って来ないから、大丈夫だろう・・・と。
泣き寝入りが多いことも知らずに、なんという自分勝手な消費者でしょうか。

人は、自由にやらせたら堕ちていくばかりです。だから法律の強化も必要なのです。

>著作権侵害が非親告罪となることで、ほぼ全ての国民が潜在的犯罪者となることを看過した主張です。

頭がおかしいんじゃないですかね?
それを言うなら道交法なんてすべての国民を潜在的犯罪者(笑)にしてるんじゃないですか?
屁理屈にも程があるなんてものじゃないっすよ
まさに暴論、これを言えばどのような法律も制定してはいけないことになる

他の反論も感情論やヒステリーからくる混乱をただぶつけているばかりで、まともに議論もできそうにないことがよく分かります

非親告罪化の議論を招いたのはほかならぬあなたがたです
はっきり言わせてもらえば、自業自得なんじゃないですかね

誰かが金をかけて作ったものを無料でばらまけば、その誰かがどういう行動に出てくるかくらい予想できたはずです
それでも、やりたい放題、無制限、野放図にばら撒き続けて来た

少しは遠慮して問題化するのを防ぐとかそういう頭がなかったのが運のツキでしょう

自業自得ってもんです

>権利者の保護だけを重視し、現実の人間と著作物の利用関係を無視した上述の見解には到底賛同できません。

現実の人間の著作物の利用関係は「個人的に視聴する権利」しかありません。
不特定多数にばら撒く権利も、加工する権利も、何一つ持ち合わせていません。

(^ω^ )さんへ

>「権利者が知りえないところで、不正に広がる」ということが問題です。
>その手間を権利者が負担しなければいけないなんて、さすがにおかしいと同意が得られると思っています。

それは、P2Pや動画共有サイトの運営者に対して摘発義務と削除義務、及び補償金契約を結ばせることで解決すべき問題です。不正アップロードで最終的に利益を得るのは、P2Pと動画共有サイトの運営者なのですから、当然です。

>パロディや無意識のインスピレーションレベルのことが、 告発されたからと言って、摘発されることはあり得ないでしょう。

それは日本の警察や司法が誠実であることを信頼した場合にしか成り立ちません。実際の著作権侵害がらみの裁判例を見る限り、インターネット上で通じるコモンセンスと彼らのそれとが共通のものであるとは思えません。したがって、「告発されたからと言って、摘発されることはあり得ない」という考えには同意できません。

>著作権は、権利者の独占権です。消費者が権利を主張すること自体おかしいのです。

確かに、権利者は独占的に著作権を有します。しかし、それは「文化の発展に寄与」する目的で与えられる権利であって、彼らの利益保護のためだけにあるのではありません。
もちろん、ただの海賊版やオリジナル性の低い2次創作に対しては、それを取り締まることについて異議はありません。しかし、一次著作物に依存しながらも高度のオリジナル性を有する2次創作や、ファンアートにまで権利を主張するのであれば、それは著作権の濫用であると考えます。

>そういった、著作権者はそういうライセンスにすれば良いだけのことです。

現実に、どのラインまでの2次使用や転載を許すのかについては、個別具体的な事情に合わせて判断せざるを得ません。ライセンス制にすると、必然的に定型的基準を設けなければなりませんが、それは著しく不合理であることが分かると思います。

>人は、自由にやらせたら堕ちていくばかりです。だから法律の強化も必要なのです。

そういう倫理的な価値判断について善悪を判断するつもりはありません。ですが、あえてコメントするならば、そのような見解は「法は道徳の最低限」であるという大前提を看過するものだと思います。

lolさんへ

>頭がおかしいんじゃないですかね?
>それを言うなら道交法なんてすべての国民を潜在的犯罪者(笑)にしてるんじゃないですか?

過料と刑罰の違いを学んでください。

>他の反論も感情論やヒステリーからくる混乱をただぶつけているばかりで、まともに議論もできそうにないことがよく分かります

少なくとも、あなたよりは議論する態度を弁えていると思います。

(^ω^ )

>「告発されたからと言って、摘発されることはあり得ない」という考えには同意できません。

どちらにしても、常識的な範囲での摘発に留まります。
しょうもないレベルでは裁判で勝てませんし。
日本の警察や司法は誠実である必要なんてありません。

>ライセンス制で、必然的に定型的基準を設けなければなりませんが、それは著しく不合理
自分なりのライセンスを明示すればいいだけです。
それがなぜ不合理か解りません。
一度作れば、使いまわしできます。


>「法は道徳の最低限」であるという大前提
同人誌や、海賊版、不正アップロードを行う人や、
それを擁護する人が言っていい言葉じゃないですよね。
非親告性にすれば、「自分は犯罪者だ」と自覚しているだけ、
マシだと思いますが。

>過料と刑罰の違いを学んでください。
道交法=過料、著作権=刑罰という論法なのですか?
意味が解りません。両方同じですよ・・・

すみません

某掲示板のほうで、何やら良くない方向へ導いてしまったようで、申し訳ないですm(_ _)m

 
 
 
 
 
 
 
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※マンガ、ゲーム、ライトノベル及び感想については、大学の期末試験が終了次第、まとめていく予定です。

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